海外FXブローカーの中でも特に人気の高いICMarkets(ICマーケッツ)。魅力的な取引環境が評価され、多くのトレーダーから支持を集めています。
しかし、いざ利益を出金しようとしても方法がわからず戸惑う方も少なくないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ICMarkets(ICマーケッツ)の出金方法について、銀行送金、仮想通貨、他ブローカーへの転送など、各方法の手順を実際の画像を交えながらわかりやすく解説します。
また、出金時の注意点や、よくある質問についてもまとめているので、ICMarketsからの出金を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ICMarkets(ICマーケッツ)とは|どんな海外FXブローカー?
ICMarkets(ICマーケッツ)は、2007年にオーストラリアで設立された、信頼と実績のある海外FXブローカーです。
オーストラリアのほか、キプロスやバハマなど各国の金融ライセンスを取得しており、グローバルに展開しています。
そんなICMarketsの最大の特長は、業界トップクラスの狭小なスプレッドと高速な約定力です
主要通貨ペアのスプレッドは0.0pipsから、さらにECN口座では大口トレーダーでもスリッページなく約定可能。取引プラットフォームもMT4、MT5、cTraderと豊富で、トレーダーの様々なニーズに対応しています。
さらに、ICMarketsは経験豊富なスタッフが、平日の24時間体制で問い合わせに対応してくれます。日本人スタッフも在籍しており、日本語での質問やサポートにもスムーズに対応してくれるので、海外ブローカー初心者でも安心です。
ICMarkets(ICマーケッツ)の出金方法一覧まとめ
それでは、具体的にICMarkets(ICマーケッツ)ではどのような出金方法が利用できるのでしょうか。
主な出金方法とその詳細を以下の表にまとめました。
出金方法 | 対応通貨 | 最小/最大出金額 | 出金手数料 | 出金反映時間 |
銀行送金 | 日本円 | $50 / 上限なし | 無料 | 3〜5営業日 |
仮想通貨 | USDT | 下限なし / 上限なし | 無料 | 1営業日以内 |
他ブローカーへの転送 | 主要通貨 | 下限なし / 上限なし | 無料 | 2〜14営業日無料 |
ICMarketsでは基本的に、上記3つの出金方法から選択することになります。いずれの方法でもICMarkets側では出金手数料を徴収しておらず、この点は大きなメリットですね。
ただし、銀行送金の場合は各銀行の送金手数料が別途かかるので注意が必要です。
また、仮想通貨や他ブローカーへの転送は、反映までのスピードがそれぞれ異なります。出金の際はこうした特徴を踏まえ、自身の希望に合った方法を選ぶようにしましょう。
【銀行送金】ICMarkets(ICマーケッツ)出金方法の手順
ここからはICMarketsで最も一般的な出金方法である銀行送金の手順を見ていきましょう。
ICMarketsから銀行口座への出金は、以下のステップで行います。
IC Markets(ICマーケッツ)にて銀行送金をするためにはまず銀行口座情報を登録する必要があります。
一度登録しておけば、次回以降は選択するだけでスムーズに出金手続きが行えるので、必ず登録を済ませておきましょう。
公式HPにログイン後、サイドバーの引き出しをクリック。
銀行口座の詳細を追加するをクリック。
引出し方法の項目で「Japanese Local Bank Transfer」を選択する。
銀行口座情報を入力する。入力後、保存するボタンを押せば銀行口座情報の登録が完了します。
銀行口座情報の登録を終わったところで、早速ICMarkets(ICマーケッツ)の銀行振込の出金手順をみていきましょう。
ICMarketsのクライアントポータルにログイン
メールアドレスとパスワードでログインします。
アカウント作成をしていない方は下の、リアルアカウントを開設するをクリックしましょう。
サイドバーの引き出しを選択する
取引口座が出金元となる口座で、銀行口座が出金先の口座となります。正しいものを選択しましょう。
赤枠の中の情報をしっかりと入力し、送信するというボタンを押します。
以上で銀行送金の出金リクエストは完了です。
あとは、ICMarkets(ICマーケッツ)側での処理を経て、指定した銀行口座に着金されるのを待つだけ。着金までには通常3~5営業日ほどかかるので、余裕をもって手続きを行いましょう。
【仮想通貨】ICMarkets(ICマーケッツ)出金方法の手順
次に、仮想通貨(USDT)を利用した出金方法について説明します。手順は以下の通りです。
クライアントポータルにログインし、「出金」ページを開きます。
出金方法から「DolphinWallet」を選択。
「USDTの出金額」に出金したい金額を入力します。
「受取人USDTアドレス」に、出金先のUSDTアドレスをコピー&ペーストします。
「出金リクエストを送信」ボタンをクリック。
仮想通貨の場合、リクエストが承認されれば1営業日以内には出金が反映される点が魅力です。ただし、利用にはいくつか条件があります。
まず、入金時にDolphinWalletを利用して入金していることが必須です。また、初回出金時には本人確認として、USDTウォレットのQRコード画像とウォレットIDのスクリーンショットの提出を求められます。
事前の準備が必要なので、余裕をもって手続きを進めるのが良いでしょう。
【他ブローカーへ転送】ICMarkets(ICマーケッツ)出金方法の手順
最後に、他の海外FXブローカーへの直接資金転送の方法を見ていきます。
IC Markets(ICマーケッツ)HPにログイン
サイドバーの引き出しをクリック
引き出しを押すと、先ほどと同様に出金申請の画面が表示されます。
ページを下にスライドした後、フォームをクリックします。
フォームをクリック
すると以下のようなフォームが表示されます。
内容は全てローマ字で入力してください。英語がわからない場合はページを翻訳しながら進めると便利でしょう。
フォームをダウンロード後、メールへ送る
フォームを入力し終えたら、ページをダウンロードまたはスクリーンショットなどで保存します。
そしてIC Markets(ICマーケッツ)のメール宛に保存したフォーム画像やファイルを添えてメールを送信しましょう。
IC Markets(ICマーケッツ)のメールアドレスはこちらです。
他ブローカーへの転送は便利な反面、着金までの時間が最も長くかかる点には注意が必要です。
送り先のブローカーによっても異なりますが、2営業日から2週間ほどを要します。計画的な資金移動を心がけましょう。
以上が、ICMarketsの3つの出金方法の詳細です。それぞれに特徴や注意点がありますが、手順自体はシンプルなので、慣れれば難しくありません。自身のスタイルに合った出金方法を選択し、大切な資金を適切に管理していきましょう。
ICMarkets(ICマーケッツ)で出金する際の注意点
ICMarketsからスムーズに出金するには、いくつかの注意点があります。
円滑な出金のために、以下の点を必ずチェックしておきましょう。
- 入金方法と同じ決済方法で出金しよう
- クレジットカードは日本からの利用禁止
- 銀行送金の利用には銀行口座登録が必要
- 口座名義人はFX口座と同じ氏名でなければならない
- オーストラリア時間の12時以降の申請は翌営業日の処理になる
- 出金時はFX口座の証拠金維持率は100%でなければならない
入金方法と同じ決済方法で出金しよう
ICMarketsでは、基本的に入金と同じ方法で出金する必要があります。
たとえば銀行振込で入金した場合は、同じく銀行振込で出金する必要があります。入出金方法の一致には気をつけましょう。
クレジットカードは日本からの利用禁止
残念ながら、クレジットカードやデビットカードは日本からの利用ができません。
そのためもし海外以外に居住されている日本人は銀行振込や仮想通貨振込をご利用ください。
銀行送金の利用には銀行口座登録が必要
銀行送金で出金するには、事前にICMarketsに出金先の銀行口座情報を登録しておく必要があります。
登録なしでは出金リクエストを送れないので、必ず口座情報の登録を済ませましょう。
口座名義人はFX口座と同じ氏名でなければならない
出金先の銀行口座や仮想通貨ウォレットの名義人は、必ずICMarketsのFX口座と同じ本人名義でなければなりません。
セキュリティ上の理由から、第三者への出金は一切認められていないのです。
オーストラリア時間の12時以降の申請は翌営業日の処理になる
ICMarketsでは、オーストラリア東部標準時の12時を境に、出金リクエストの処理を行っています。
つまり、日本時間の午前9時以降に申請した場合は、翌営業日の扱いになるということ。金曜日の午後に出金リクエストを出すと、処理が週明けになる可能性もあるので注意が必要です。
出金時はFX口座の証拠金維持率は100%でなければならない
ICMarketsのFX口座から出金するには、証拠金維持率が100%以上であることが大前提。
必要証拠金を下回る出金はシステム上認められていません。リスクに備えて十分な資金を口座に残したうえで、余剰資金を出金申請するのが賢明です。
出金時のこうしたルールを念頭に置いて、トラブルのない出金を心がけましょう。
ICMarkets(ICマーケッツ)出金方法に関するよくある質問
最後に、ICMarketsの公式サイトに掲載されている、出金に関するよくある質問をいくつかピックアップしてみます。
ICMarketsの出金についてもっと詳しく知りたい方はご参考ください。
こうしたFAQを確認すれば、ICMarketsの出金ルールがよりよく理解できるはずです。
疑問点があれば出金前に解決しておき、安心して手続きを進めましょう。
ICMarkets(ICマーケッツ)出金まとめ
いかがでしたか?この記事ではICMarkets(ICマーケッツ)の出金について、ログインから出金までの一連の流れ実際の画像付きで詳しく解説してきました。
自身のニーズにマッチした出金方法を選択し、本人確認書類の提出や口座情報の登録など、必要な手続きは早めに済ませておくことが重要です。また、曜日や時間帯によって処理に時間差が生じる点など、出金のタイミングにも気をつけましょう。
出金ルールを正しく理解し、適切な手順を踏めば、ICMarketsから安全かつスピーディーに資金を引き出すことができます。高い利便性と手厚いサポートも魅力のICMarketsで、FXで得た利益を有効に活用していきましょう。